テーマ:作家 ま行

森見登美彦『夜は短し歩けよ乙女』☆☆☆☆1/2

 なるほど、某氏が書いてたとおり、これは「うる星やつら」だ!  クラブの後輩女子に一目ぼれした先輩男子が、なんとか彼女とお近づきになろうと四苦八苦。じわじわと外堀を埋めるが、あまりにシャイなので外堀をぐるぐるするばかりの彼。いっぽう、彼女は難攻不落の城、というよりニブすぎますよお嬢さん!(笑)一途な思いは届くのか?果たして彼の、彼…
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舞城王太郎『SPEEDBOY!』☆☆☆☆

 もう常人からは手の届かないところへ行ってしまった舞城くん(笑)。もはや、この物語の意味とか、考えること自体無意味。彼は彼の地平の果てを目指して突っ走っている。でもそれでいいと思う。こんなの、他の誰に書ける?  走るのが速すぎて、ジェット機を越えるほどになってしまった成雄の物語。ストーリーなどあってなきが如し。無理やり考えるなら、…
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宮部みゆき『名もなき毒』☆☆☆☆

 涙を絞る、とはこのことか。おっぱいを飲む息子の頭の上にぽたぽた涙を落としながら読みました。  なんとも悲しい話。宮部さんのミステリには、サプライズというのは案外あまりないような気がする(特に最近のは)。展開にだいたいの想像はつく。だけどものすごく読み手の感情を揺さぶるミステリなんですよね。さすが人情派というか。市井の人々の、ごく…
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